広角ズームレンズ Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS レビュー
ちょっと前に Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS を買った。広角ズームレンズ自体比較的買う機会が少ないので簡単にレビューを。
広角側は16mmの超広角。この16mmに惹かれて買ったようなもの。これまで広角は20mmまでしか使ったことがなかったので16mmで見る世界はどんなものなのだろうと。
重さは518gでちょっと重くて大きさもあるけど、手振れ補正付いてるしF4通しだし仕方ないかなと思う。ミラーレス用の小さなバッグでもなんとか入るはず。
α7IIに付けた状態でPerception 15のカメラポケットにもぎりぎり収まった。
買ってからはまだ1ヶ月くらいで、このレンズではまだ700枚くらいしか撮ってないんだけど使い方の傾向などを含めて見ておきたい。以下の2つの記事に載せた写真はSEL1635Zで撮っている。
Flickrにはまだ10数枚程度だけど原寸大(6000x4000px)でアップしてある。フォトストリームを見てると曇り空ばっかりだな、。曇りはしっとりした写真が撮れるからまぁ良いのだけど、僕は曇り男なんだろうか。
何枚か貼る。
栃木 奥日光
埼玉 秩父
東京 国営昭和記念公園
あーだめだ。広角は難しい。。
レンズは売ってもフィルタは売らないのでどんどん貯まっていく。フードが小さいのでとりあえずプロテクターは付けておこう。72mmなので大きめ。
EXIFデータ内の画角情報を集計してみた。PythonだとPILモジュールを使えば簡単にExifデータを抜き出せるので便利。
16mmと28mmを良く使っているようだ。多分だけど、このレンズを買った当初は意図的に16mmを使う人が多いんじゃないかな。35mm側を使いたいがためにこれ買う人がいるとは考えにくいので。それと、35mmは絞り開放で周辺画質がイマイチという評価を知っている人は28mm辺りを使うことが多いかもしれない。付けているレンズの性能に合わせて使う画角を決めるというのもしんどい気もするけれど。
レンズ内手振れ補正もあるのも助かる。下の都庁の写真は1/4秒での1枚撮りだけどブレなかった。
撮った写真をたくさん集めて機械学習で画角推定できないかどうか試してみたい。EXIFが付いてれば学習データを集めるのも楽だし、ユーザーと紐付ければレコメンドシステムへの応用などもできるんじゃないかなとか考えてる。
- 12/30 追記
夕暮れ時の狭山湖で何枚か撮ってきた。
そろそろ日の入り。
16mmは広い。ほんとに広い。
20mmだとちょうどいいかな。
35mmだとこれくらい。太陽を正面に捉えると三角屋根が入らない画角。
日没後、落ち着いた良い雰囲気の場所だ。あったかい缶コーヒーがうまい。
超広角は難しいんだけど撮ってて楽しいし、広く写すと爽快感がある。SEL1635Zは長く使っていける素晴らしいレンズだ。
(ILCE-7M2 + SEL1635Z)