富士の紅い絨毯と小さなヨーロッパ
一度行ってみたかった富士芝桜まつり
山梨は微妙に遠くて二の足を踏んでいたけど、GWの時間を使ってぱっと行ってきた。新宿から高速バスで会場まで2時間半くらい。
天気は薄曇りで冷たい風が吹いてた。さむい。撮影にはなかなか厳しいコンディション。でも芝桜がとても美しかったのでいいか。
ゴールデンウィークということでものすごい人だったけど、会場が広大なのであんまりストレスはなかった。
まだ咲いていない場所もちらほらあった。7分咲きくらい?
まさに紅の絨毯。それにいい香りもする。
薄紫のオーキントンブルーアイという品種。桜って感じはしないけど、個人的に好きな色。
こっちはオータムローズ。
マックダニエルクッション。芝桜と聞いて初めにイメージするのはやっぱりこの鮮やかなピンク色。
有名なダブル富士。
食べ物の写真は撮るの忘れたけど、甲州名物の品々はどれも思い出に残る味。あったかいほうとうが美味しかった。
この日は河口湖畔の湖山亭うぶやという旅館に泊まった。2人で1泊6万くらい、さすがゴールデンウィーク。
次の日は旅館から歩いて20分くらいのオルゴールの森美術館に向かう。
着いたー
実は芝桜まつりより楽しめたんですよ。たぶん女性には好評なんじゃないかと思う。
河口湖畔の日本の原風景とのギャップも良いですな。
上の写真はぜんぜん人が写ってないけど、オルガンホールで演奏中はみんなそっちを聴きに行ってる。次は、世界最大規模のダンスオルガンを見に行こう。
フルートやバイオリンなどのパイプはオルガンの正面、その他のパイプとドラム、シンバル、ベル、鉄琴は正面上部に組み込まれていて、数十名編成の管弦楽団に匹敵する自動演奏は圧巻の迫力。
ベルギー モティエ社 1920 モティエ社のオリジナルのオルガンに、フェアグラウンドオルガンの現代の代表的作家であるマルク・フォルニエ氏及び息子達(クリスチャン等)が修復、およびファサードを製作し、その華麗な姿と豊かな音楽を現代に蘇らせたものです。
ダンスオルガンの自動演奏後すぐにサンドアートライブが始まる。これだけでも赴く価値はあるんじゃないかな。この日はシンデレラのお話だった。
タイタニック号に積む予定だったフィルハーモニック・オーケストリオンという自動演奏楽器。なぜ積まれなかったかわからないらしいけど、奇跡的に難を逃れ、100年以上経った今も美しい音色を届けてくれる。
小さなヨーロッパと富士山をたっぷり堪能することができた。
東京にいると山梨ってあんまり行く機会を作らないんだけど、富士山以外にもいろいろ観光名所があることがわかった。芝桜の見頃はまだもう少し続くらしいので快晴の日にぜひ行ってみるといい。今回は行けなかったけど、鳴沢氷穴/富岳風穴という洞窟も人気らしい。もちろんオルゴールの森美術館もオススメ。
一泊二日の山梨旅行、ゴールデンウィークの良い思い出になった。
(ILCE-7M2 + SEL55F18Z , ILCE-5000L + SIGMA 19mm F2.8 DN)