lazy life

ここでは趣味の写真・カメラなど、技術系以外の雑記を書いていきます。

田代島で猫に遊んでもらってきた

宮城県石巻市にある小さな島、田代島。そこは猫島とも呼ばれており、島内はたくさんの猫がのんびりと暮らしているらしい。ゴールデンウィークの合間にちょっと石巻観光してきた。

東京からは東北新幹線(はやぶさ)で仙台まで1時間40分、そこからJR仙石線石巻駅まで1時間30分。漫画の町ということでサイボーグ009のキャラクターに迎えられる。

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震災から5年が経ち、復興も進んで街並みからは凄惨さは感じられなかったが、このように津波の恐ろしさを示したものがあちこちに貼られていた。

石ノ森萬画館の入口、震災では津波がこの高さまで達したことを示している。中州に建っているから影響も大きかったんだろう。詳細はWikipediaが詳しい。

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石ノ森萬画館 - Wikipedia

さすがに東京から日帰りだとキツいので石巻駅近くのホテルに一泊した。海の幸と山の幸を堪能した。

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最近はお米があまり食べられなくなったけど日本酒なら大丈夫。そして宮城といえば銘酒 墨廼江を忘れてはならない。たくさん飲みたかったけど次の日があるのでなんとか2合で踏みとどまった。

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翌日の朝、石巻駅からタクシーで網地島ラインフェリー乗り場まで10分。

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しばらく待ってブルーライナーという船に乗る。約1時間で田代島に到着。

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下にGPSロガーの記録を貼っているが南北山登りルートが一般的らしく、海岸線付近は猫目当て客の観光ルートとしてはあまり整備されていないようだ。釣り目的で来ている人と遭遇することはまずない。4時間くらい滞在して約10kmほど歩いた。

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大泊港で下船、さっそく第一島猫に迎えられる。なんやこいつ、まるまるしてる。

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長毛の猫もけっこう多かったな。毛並みも悪くない。

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震災後しばらくここは瓦礫の山だったらしいけど、今は綺麗に撤去されていた。

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おもしろい模様。病気かと思ったが、近づいて見ると耳の先端だけ白い毛で被われているようだ。

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鹿嶋社という小さな神社からぬっと現れる。ものすごい睨まれている。。

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そしてものすごい人懐っこかった。富士額をぞんぶんにもふる。

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大泊には猫は少ないとのことだが、はま屋という民宿前にはたくさんいた。やはりこの辺りの猫は魚介類を食べさせてもらえるんだろうか。

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この日見た中で一番の美猫。

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ものすごい睨まれる。

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王者の風格。

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後ろでぎゃーぎゃー騒がしいと思ったらケンカ中だったようだ。

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1時間ほど大泊で猫と遊んでもらったのでそろそろ次のスポットに向かおうとしたんだけど、猫がそろそろと付いてくるではないか。

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さっきの美猫やんけ、お前も付いてくるのな。

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名残惜しいけど先に進もう。ここからはしばらく山道になる。大泊から仁斗田へ向かう道は山道でもこのように舗装されているので不安はない。

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このような使われていない空き屋がちらほらと目立つ。

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しばらく歩くと猫神社と呼ばれる小さな社に到着。

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どうやら猫神様がいるようだ。

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さらに少し歩くと廃校が見えてきた。

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窓割れてる。

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この瓦礫はどこから。。さすがにここまで津波は来ていないとは思うけど。

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さらに進むとマンガアイランドというアウトドア施設があり、猫をデザインしたロッジがある。

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この辺りにいる猫は免疫力が低下しているためか皮膚病に罹っている子が目立つ。港や民宿近くにいる猫と比べて栄養状態が良くないのかもしれない。

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この子もウィンクしているわけではなく片目が潰れているようだ。野良にエリザベスカラーを付けてもムリヤリ外してしまうから効果は見込めないのだろう。

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一方、仁斗田港近くの道には飼い猫のような綺麗な猫もいるっていうかなんやこいつ整いすぎやろ。ガン見しながらついてくるけど餌は持ってないぞ。

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港の賑やかな場所へ向かう前に海岸沿いを歩く、ふと振り向くとまた1匹ついてきていた。だるまさんがころんだしてるみたいだな。

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どこまでもついてくるんだが、間合いの取り方が上手すぎる。

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ぞんぶんにもふる。

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仁斗田港に到着。

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うまくピントが合わなかったけど、この二匹は常に一緒にいた。そっくりだし多分兄弟なんだろう。

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そろそろ田代島ともお別れの時間だ。

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今回初めて猫島と呼ばれる所に訪れたわけだけど、普段都内で見る地域猫と違って野性味あふれる外見と人懐っこさとのギャップが楽しかった。港近くではグッズ販売(おそらく期間限定)もしているので島のために貢献しておくと良いと思う。

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また来るかもしれない。その時もまたいっぱい遊んでもらおう。

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(ILCE-7M2 + SEL55F18Z , RX100M4)