福島 五色沼 2019
先月のことになるけど、福島県旅行で裏磐梯を代表する観光名所の一つである五色沼というところに行ってきた。
晴天にも恵まれ、心地良く散策することができた。五色沼は約3.6kmの探勝路が整備されていて90分程度で美しい風景を堪能できる。
多くのネットメディアや個人ブログでの紹介では恐ろしいくらい彩度を上げた写真ばかり載せているので、ここでは露光調整とレンズプロファイル適用、リサイズのみに留めた写真を載せたいと思う。
1888年7月15日、磐梯山が噴火して山体の北側の小磐梯が山体崩壊を起こし、岩屑なだれが川をせき止め、数百の湖沼が形成された。大きいものに秋元湖、小野川湖、桧原湖があり、それらに挟まれるように位置する数十の湖沼群や地域が五色沼と呼ばれる。流入している火山性の水質の影響や、植物・藻などにより、湖沼群は緑、赤、青などの様々な色彩を見せることが名称の由来である。 - Wikipedia
毘沙門沼、五色沼の中では一番大きく、後ろに見えるは磐梯山。周辺には食事処や売店もあるし、足腰が悪い高齢の方等はこの毘沙門沼だけ眺めて楽しむのもアリ。
赤沼、淡い緑色と周辺に生える草は酸化鉄の影響で赤褐色になっている。
みどろ沼、赤沼と近い位置にあるので同じような色をしてる。季節によって異なる水草の長さや苔の生え具合で群青色に見えるときもあるそうな。
竜沼は生い茂る樹木のせいで全然見えなかった。。まぁ、神秘の沼ということで。
とりあえず竜沼の脇の散策路を載せておこう。見て分かる通り、歩きやすく整備されていて助かる。
弁天沼、爽快感で溢れる。空の青より青い色。
青い水面と吾妻山系の稜線が美しい。ここは探勝路の中間地点にあるので人も少なく、そもそもここまで辿り着く前に引き返してしまう人もいるようで、もったいない。
るり沼、磐梯山を背景に水面への広葉樹の反射が美しい。写真だとわかりにくいけど、五色沼の中で一番透明度が高いとのこと。
青沼、水彩絵の具を溶かしたような青白い色。小さい沼だけれど穏やかで落ち着く。
最後は柳沼と母沼、透明度が高く庭園の池のように丁寧に手入れされている感じ。
写真を撮りながら複数人で歩いていたから二時間近くかかってたかも。最後は柳沼付近にある食事処で喜多方ラーメンを食べた。ここ喜多方じゃないけど。
帰りはバスとタクシーを乗り継いで芦ノ牧温泉まで。翌日は鶴ヶ城や大内宿などの会津若松周辺を巡った。
五色沼、想像していたよりも神秘的で美しい場所だった。福島に行ったら是非訪れてみると良い。
(ILCE-7M3 + SEL1635Z)