奥秩父 三十槌の氷柱
今回は埼玉県秩父市にある冬の風物詩、三十槌の氷柱(みそつちのつらら)を見に行ってきた。
西武秩父駅へは池袋からならレッドアローで約80分。そこから西武観光バスに揺られ50分くらいで到着。埼玉ってベッドタウンだけあって都心からのアクセスがとても良いから観光には便利だなっていつも思うんだけど、秩父の場合は駅についてから観光地までが地味に遠いので注意。
秩父地方には氷柱の名所が3つもあるそうで、ここ三十槌の氷柱は岩清水が凍結することでできた天然の氷柱が特徴。
語源は「つらつら」の転といい、古来は氷など表面がつるつるし光沢のあるものを呼んでいたとされる。古くは「たるひ(垂氷)」と言った。この言葉は東北地方方言の「たろひ」などに残っている。- Wikipedia
ここには天然氷柱だけでなく人工氷柱のエリアもある。実際のところ、人工的に散水・製氷された氷柱の方が規模が大きくて眺め自体は壮観なのだが、やはり天然モノの方が趣を感じる。
- 人工氷柱
逆に人工モノの方は製氷した職人技に感心することができる。僕もお酒用によく製氷するけど、なにも考えずに適当に水を凍らせると白く濁ってしまって透明度が落ちてしまう。氷柱は不純物の少ない水が低すぎない温度でゆっくりと凍ってできる。冬の寒空の下、人手でそれを再現するのは大変なことだろう。
今回もレンズプロファイル適用と露出・ホワイトバランスの調整のみで彩度やコントラストなどの加工はしていない。雪景色等を撮るときもそうだけど、ホワイトバランス次第でぜんぜん印象が変わるのが面白い。今回ここで載せている写真はホワイトバランスを"蛍光灯"に設定したものが多い。
実際の天候に合わせてホワイトバランスを “曇天” に設定するとこんな感じ。印象は地味になるけど観光写真ってこういう風に撮った方が誠意を感じられる気がする。
カフェみたいなお店が併設されているので冷え切った体を温めよう。
うどんを食べた。700円。高い。秩父なので味噌を使った料理を食べるべきだったかもしれない。まぁいいか。
お店の裏のウッドデッキから氷柱を見下ろすこともできる。この視点はいまいちかも。
帰りに駅でおみやげ。全然知らなかったけど秩父ってケーキが有名(?らしい。ほんと?
お菓子用の食器は持ってないんや。これはしっとり系じゃなくてふんわり系のチーズケーキだった。冬場はちょっと時間を置くとすぐパサパサになるから開封後はすぐに食べよう。
見頃の時期は短いけど一度は行ってみることをオススメしたい。ホッカイロを忘れずに。
(ILCE-7M2 + SEL85F14GM, RX100M4)